株式会社GENSHI AI(本社:東京都千代田区、代表取締役:長嶋 大地、以下「GENSHI AI」)は、株式会社エーアイ・アンド(Co-Founder & CEO:デビット・ベネット、以下「ai&」)とパートナーシップを締結したことをお知らせいたします。両社は、日本国内の医療機関向けに、セキュアなLLM基盤を構築・提供してまいります。
日本の医療におけるAIの可能性を解き放つ
医療分野におけるLLMの活用は、電子カルテの要約から臨床研究支援に至るまで、急速に広がりつつあります。一方で日本では、個人情報保護法や「3省2ガイドライン」をはじめとする厳格な規制により、機微性の高い医療データを海外クラウド基盤で取り扱うことが難しく、これがAI導入における大きな障壁となっています。この課題に応えるためには、セキュアな国内インフラと、臨床現場に即した実装力の双方が不可欠です。
GENSHI AIは、大学病院との連携のもと、臨床研究AIエージェントや電子カルテ統合型ソリューションをはじめとする医療AIの開発に取り組んできた実績を有します。同社の知見と ai& が国内で展開するセキュアなAI推論ソリューションを組み合わせることで、臨床現場で実際に使えるセキュアかつスケーラブルな医療AIの提供を可能にします。
本パートナーシップで提供する価値
両社は、オンプレミス、閉域網、ハイブリッドといった複数の展開形態に対応することで、医療機関の要件に応じたセキュアな医療AIソリューションの提供を目指します。主な取り組みは以下のとおりです。
日本国内におけるセキュアなLLMの展開
データの国内保持とモデルの運用を実現する ai& の国内推論プラットフォームの上で、GENSHI AIの「MedLocal」を含むLLMの動作検証を行います。
臨床ワークフロー向けAIアプリケーション
臨床研究を支援するAIエージェントや電子カルテ統合ソリューションを開発し、ai& のクラウドで運用します。
ソブリンな医療AIインフラ
機微性の高い医療データを国内で保管・処理するインフラを構築し、日本の各種ガイドラインに準拠した上で、医療機関が安心して導入できる形を整備します。
今後の展望
PoCを経て、両社は2026年度中の本格展開を目指します。今後は、複数の医療機関へのパイロット展開、研究支援や文書作成業務など医療AIのユースケース拡充、さらに医療SaaS事業者との連携を通じた、より幅広い医療機関への展開を予定しています。
ai& は、データ主権が重視される領域においてAIの社会実装を推進するパートナーとの連携を、医療を皮切りに今後も積極的に進めてまいります。